IoT開発講座@太田市産業支援センター
令和3年10月16日(土)、10月30日(土)に開催された、IoT開発講座をレポートします。
【そもそも、IoTってなんだろう?】
IoT(Internet of Things)とは様々な機械や電化製品などが、インターネットとつながり、さまざまな働きをすることを言います。
最近は、「電気を消して」というだけで照明が操作できたり、冷蔵庫のあまりものを組み合わせて、レシピを提案してくれる冷蔵庫があったりインターネットにつながることでたくさんのことができるようになります。
IoTを進めるうえでモノとインターネットが接続されることはもちろんですが、様々な状態を検知する『センシング』とそれを制御する『コンピュータ』が重要になります。
今回はその『センシング』と『コンピュータ』両方を兼ね備えた、【micro:bit】というものを使って講座を進めていきました。
【micro:bitを動かしてみよう!】
まずは、今回扱うmicro:bitにどんな機能があるか、一つ一つ解説してもらいました。なんの変哲もない基板ですが、この基板の中にはLEDやボタン、加速度センサーや地磁気センサーまでたくさんの機能が詰め込まれています。
一つ一つプログラムを組みながら、どんな動きをするか確認しました。プログラミングも、スクラッチのようなパズル型で組むことができるので、とっても簡単です!しかも、実際に動かす前に、画面上で確認(デバッグ作業)ができるんです!
【オプションパーツで機能拡張!】
このmicro:bit、ただの基板ではありません!実はたくさんオプションパーツがあるため、この基板を差し込むことでモーターを動かしたり機能をどんどん追加することができます!今回は、車のようなオプションパーツを使い、micro:bitにプログラミングして走らせてみました。左右の車輪をどうやって動かすか試行錯誤しながら取り組んでみました
【リモコンだって作れちゃう!】
応用編として、もうひとつmicro:bitを追加して、車のリモコンを作ってみました!無線機能も付いているため、離れた場所から操作することも可能です。リモコンの動かし方も、ボタンで制御するか、傾きセンサーを使いリモコンを傾けた方向に進めたりさまざまな制御方法でプログラミングしてみました。ちょっとてこずった部分もありましたが、みんな無事にリモコンを作り、操作することができました!
このほかにもたくさんのオプションパーツがあるので、機能を追加しながらいろんなことができちゃいます!